こんにちは!かたより(@Tillandsia_yori)です。
今回はイオナンタの開花報告です!
今回開花したイオナンタは ‘Peach’ NTH142 です!
イオナンタの中でも開花時の発色に面白い特徴がある種類で、今回とても美しい開花姿を見せてくれました!
ではさっそく、詳しく解説していこうと思います!
Tillandsia ionantha ‘Peach’ NTH142 について
2019年4月15日撮影
メキシコのTaxco(タスコ)で採集されたイオナンタの地域変異で、開花時には葉が黄桃色に染まり、紫色の花が咲きます。
イオナンタといえば、赤・ピンクの発色が多いですが、ピーチは黄色に近い黄桃色に発色します!
NTH142とはNew Tillandsia Handbookの142番目に掲載されている写真のクローンという意味です。
こちらは春のブロメリアフェスタで入手しました!
※アメリカのナーサリーが出している白花のイオナンタが、ピーチやピーチホワイトフラワーの名で出回っているようですが、本種とは別種です。
品種が混在している為、ピーチの名で売られていても紫花が咲くとは限りません。紫花のピーチが欲しいのであれば購入の際にしっかりと確認する事をオススメします!
では実際に、購入から開花までの発色の変化を見ていきましょう!
開花前の色彩の変化
2019年7月12日撮影
葉先が少し染まってきました!開花の合図ですね!
購入から約3ヶ月です。
とても明るい黄緑色で、不思議な色合いです。
この時点で普通のイオナンタとは発色が異なる事がわかります。
2019年7月15日撮影
数日間で一気に葉先が黄桃色に染まりました!
そして、紫色の花が顔を覗かせています。
2019年7月17日撮影
開花しました!
葉の色は若干ピンクが強くなりました。
ピーチならではの発色で非常に美しいです!
反対側からも撮影しました!
紫色の花に黄・緑のグラデーションが見事です。
イオナンタはティランジアの中でも数多くの品種が存在していますが、似たような品種が多い事も事実です。
しっかりとした特徴を持っている品種は美しく、期待を裏切りません。
今後、子株が出てくるのがとても楽しみです。
まだまだ、沢山のイオナンタがあるので、様々な種を栽培・観察してその魅力をブログでお伝えできればと思います。
では、ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
今後も成長記録や栽培方法などを更新していこうと思います!
ではまた!
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